アドセンスの自動広告をやめたので、理由とメリットデメリットを紹介します。
Googleアドセンスの「自動広告」機能は、ウェブサイト運営者にとって効率的な収益化手段の一つ。サイト全体を分析し、最適な位置に広告を配置することで収益を最大化してくれます。
しかし、全てのサイトに適しているわけではありません。自動広告をやめた理由は、サイトのデザインやユーザー体験が損なわれたから。
読者の「ストレス」が怖い!
自動広告に任せれば、手間をかけずに収益をが上がる可能性が高まりますが、逆にデメリットも考慮した方が良いかと。
この記事では、自動報告を停止した時の影響や対策もまとめて紹介します。
なぜアドセンス自動広告をやめたのか?
自動広告を止めた理由が、下記のポイント。
アドセンス自動広告をやめた理由
- サイトのデザインが崩れる
- ユーザー体験を損なう可能性
- 「ページの読み込み速度」が遅くなる
- 広告の内容や形式をコントロールしづらい
まず、「アドセンス」の自動広告の不満点として、サイトのデザインやユーザー体験を損なう可能性があったこと。広告の配置がランダムであるため、コンテンツの読みやすさが低下しているように感じました。
トップページのヘッダーの上に、広告が貼られたことも(笑)
また、「ページの読み込み速度」が遅くなることも問題です。広告の表示数自体は設定できますが、アンカー広告など「自動売買ならでは」の機能を使うと表示が遅くなる傾向にあります。
これはユーザーがサイトを離れる原因となりやすく、結果として「離脱率」が上昇します。
SEO に悪影響が出そう!
さらに、自動広告は広告の内容や形式をコントロールしづらく、ブランドイメージに悪影響を及ぼすことがありました。サイドバーにかなりでかい報告が発生したり・・
といった感じの不満点があったので、最終的には自動広告を停止しました。
自動広告停止のメリット・デメリット
アルセウス自動広告を停止した時の、メリットデメリットをまとめてみました。
メリットは読者体験が向上したこと、デメリットは広告収益が少し下がったとこと。こと
【デメリット】広告収益が減少
停止前後で比較してみると収益が下がりました。
10%程度の減少!
クリック率を確認すると、特に「アンカー広告」がなくなったことが主要因だったと思います。(記事を読んでいる間ずっと表示される広告)
また、自動広告自体はーザーの行動に基づいて最適な広告を自動的に配置するため、収益を最大化してくれていたのかなと。
それでも、予想よりは減少しなかったため、停止してもいいかなとも思いましたね。
手動で広告を配置して、アンカー広告だけを採用している時期もありましたが、手動でやっている意味がなくなるためやめました。
【メリット】読者体験が向上
サイトのデザインやユーザーエクスペリエンスが向上するため、読者体験は上がったように感じます。
具体的には「離脱率」や「滞在時間が0秒のページ」が、かなり減りました。
ページを開こうとして、すぐ閉じる現象が少なかったかなと。
自動広告は配置がランダムなため、ユーザーの閲覧を妨げることがあります。これを手動で管理することで、広告の配置を最適化し、ユーザーの離脱率を低減できた傾向があります。
広告の数自体は減っているのですが、そこまで収益が変わっていないのは、読者体験が収益にとっても大切だからなのかなと。
ユーザーファーストの先に、収益がついてくる!
自動広告停止後の対策
恐らくですが、自動広告を停止すると収益は下がる方向になるかと。
ユーザー体験を優先するために、個人的に検討したことが次の3つ。
自動広告をやめた後の対策!
- アドセンス広告配置の最適化
- 他の広告ネットワークを検討する
- さらに読者体験を上昇させる!
アドセンス広告配置の最適化
収益の落差を緩和するためには、まず「アドセンス」の最適化が重要。手動で広告を配置し、ユーザーの「閲覧体験」を向上させましょう。
他のブログ運営者の記事を見ても、手動で広告を配置する方法を選んでいる人が多いのかなと。手動広告なら、ユーザー体験を最適化しつつ、収益を増やすことも可能です。
どこがクリックされやすいか?記事の構成によって配置したい場所を変えるなどを、自分で検討できます!
一番クリックされやすいところだけに置くと、広告が1つで済むため、表示速度改善にもつながります。
配置がうまくいった時は、クリック率を上昇して、自動広告よりも収益が増加したこともありました。(むしろ今でも上だと思ってます笑)
手動で配置することで、自動広告の収益を超えよう!
ただ、デメリットとして、手動で広告を管理するための時間と労力が必要です。特に、適切な広告配置を見つけるまでに試行錯誤が必要となるので注意。
また、広告の配置や種類を定期的に見直す必要があるので、その間の収益が不安定になる可能性もあります。
他の広告ネットワークを検討する
アドセンス以外の広告ネットワークを採用するのもあり。他の収益源を併用することでリスクを分散させることが可能です。
例えば、A8.netやもしもアフィリエイトなど。
そもそもアドセンスは単価が低いことが多いので、初めから他のマネタイズを考えるのも大いにありです。
アフィリエイトやスポンサーシップなど、複数の収益モデルを組み合わせることで、収益の落差を緩和できる可能性があります。
定期的なデータ分析とA/Bテストを行い、最適な広告戦略を見つけることが収益の安定化につながるはず。
Amazon・楽天での商品紹介でも、Google アドセンスを超える収益を得られる可能性はあります!(もちろん併用も可)
さらに読者体験を上昇させる
読者のエンゲージメントを維持するためには、「コンテンツの質」を高めることが重要です。
具体的には、ターゲット読者に合わせた「有益な情報」を提供します。必要な情報を網羅し、オーソリティの高い情報源を引用して信用性を高めてます。
感情的な表現を見出しやタイトルに入れたり、フォントや色使いを工夫してサムネイルを作成したりして、目を引く記事に仕上げています。
文章をリライトするだけでなく、デザインも良くしていくとユーザー体験の向上が期待できますよ!
また、読者の「フィードバック」を積極的に取り入れ、改善を続けることが大切です。「コメント」や「SNSシェア」などの「インタラクション」を促進することで、読者との関係を深めることができます。
まとめ:アドセンス自動広告の停止をどう捉えるか
「自動広告」を導入することで、収益の安定化は期待できます。
しかし、全てのページに自動広告を適用するのは避けるべきかと。特定のページ(むしろ全部)では手動で広告配置を調整し、ユーザーエクスペリエンスを損なわないようにすることが大切です。
やっぱり優先するべきは読者体験だと思います。
最高の読者体験は、最高の SEO 対策であり(多分)、上位表示ができれば広告の最適化に頼らなくても収入は上がってくるはずです。
対策で紹介した通り、マネタイズは Google アドセンスだけに頼る必要もありません。
さらに、今よりもっとコンテンツの質を高めましょう。読者が求める情報を提供し、定期的に更新することでリピーターを増やすと収益も上がってきます。
キーワードの選定や内部リンクの最適化もう忘れず、SEO対策も行うことで検索エンジンでの上位表示を目指しましょう!
記事が上位に来れば、マネタイズの方法は無限です!